【第21問】原価計算<2級建設業経理士>(twitter投稿再編集)

問題文の構成は、 「簿記について理解を深める解説」 を冒頭に、それに関連する 「問題文」 と続き、最期に 「<>の部分に主にヒント」 を記述してあります。

【問題】原価計算には、個別原価計算、総合原価計算、標準原価計算などがあります。では、前述した3つの原価計算に当てはまらないものは次のうちはどれか?

<2級建設業経理士の出題範囲で、下記の4つの記述のうち、前述した原価計算にそれぞれひとつは当てはまり、ひとつだけ当てはまりません>

1.見込量産している鉄筋工場の原価計算

2.建設業は工事原価を材料費、労務費、外注費、経費分類

3.建設業や造船業では原則として工事別に原価を集計する

4.コストコトロールのための能率水準の目標を定める

 

【解答・解説】見込量産している鉄筋工場の原価計算は、見込生産していることから総合原価計算に該当し、 建設業や造船業では原則として工事別に原価を集計するとは、個別原価計算に該当し、 コストコトロールのための能率水準の目標を定めるとは、目標に向かって原価低減が目的ですので標準原価計算に該当します。建設業は工事原価を材料費、労務費、外注費、経費分類する原価計算の方法を形態別原価計算といいます。