固定資産売却益(3級簿記)
【問題】代金は月末の受け取る約束で所有している土地を¥500,000で売却した。当該土地は購入代価¥380,000、登記手数料¥30,000、整地作業代として¥20,000を支払って取得した。
【ヒント】問題はいっぺんに理解しようとせず、まず取得時にどのような帳簿記録をしたのか(土地の取得価額がいくらだったのか)を考えて、次の当該土地を売却した仕訳を考えましょう。
【解答】未収入金 500,000 / 土 地 430,000
固定資産売却益 70,000
【解説】まず土地の取得価額は、購入代価に取得費用を加えた金額になりますので次のとおりになります。
土地の取得価額=380,000+30,000+20,000=430,000
購入代価 登記手数料 整地作業代 取得価額
次に売却時の仕訳の考え方は次の通りです。なお、こうした取引の場合、固定資産売却損になるのか固定資産売却益になるのかは最後に考えたほうがいいです。つまり、先に増加した資産(未収入金)と、減少した資産(土地)の仕訳をして、金額の少ない方(今回は貸方)が借方なら売却損、貸方なら売却益と勘定科目名と金額を記入すれば仕訳は完成します。
月末に代金を受け取る権利の増加 / 引き渡した所有土地の減少
(資産の増加) (資産の減少)
儲け=売却額ー取得価額
(収益の発生)
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— 簿記研究所 (@sakuraisland6) November 1, 2022
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