【第14問】 当座借越(twitter投稿再編集)

問題文の構成は、 「簿記について理解を深める解説」 を冒頭に、それに関連する 「問題文」 と続き、最期に 「<>の部分に主にヒント」 を記述してあります。

【問題】当座借越の処理方法には一勘定制(当座勘定)とニ勘定制(当座預金勘定と当座借越勘定)があります。一勘定制とニ勘定制に関する次の記述のうち正しいのはどれか?

<実務に携わるためには必須の知識です。>

1.一勘定制は常に残高が分からなくても仕訳でき実務的

2.二勘定制は負債(当座借越)残高を把握でき実務的

3.一勘定制は決算の手間が増える場合があり実務的でない

4.二勘定制は決算の手間が増えることはないので実務的

 

【解答・解説】二勘定制で記帳するためには常に当座預金残高を把握する必要があり、実務的ではありません。一方、一勘定制は当座預金残高を把握しなくても仕訳することができるため実務的です。よって『一勘定制は常に残高が分からなくても仕訳でき実務的』が正解です。