【第15問】 仮払金(twitter投稿再編集)

問題文の構成は、 「簿記について理解を深める解説」 を冒頭に、それに関連する 「問題文」 と続き、最期に 「<>の部分に主にヒント」 を記述してあります。

【問題】内容や金額が確定していない支出額を借方に、後日確定した内容と金額に基づき該当する勘定科目に振り替えるため貸方に記入するのが、仮払金勘定です。では、決算までに確定できなかった旅費の仮払についての次の記述のうち正しいのはどれか?

<仮払金勘定の常識をアップデートする問題>

1.仮払金残高は残せないので雑損失に振り替える

2.残高はそのまま仮払金として貸借対照表に記載する

3.残高を仮払旅費と内容の分かるように貸借対照表に記載

4.特に決められてはいないため企業が任意に決める

 

【解答・解説】決算までに確定することのできなった旅費は仮払金のままとすることになっていますが、そのまま貸借対照表に表示することはできないため、仮払旅費として計上します。よって『残高を仮払旅費と内容の分かるように貸借対照表に記載』が正解です。