第6問 棚卸資産の範囲(twitter投稿再編集)
問題文の構成は、 「簿記について理解を深める解説」 を冒頭に、それに関連する 「問題文」 と続き、最期に 「<>の部分に主にヒント」 を記述してあります。
【問題】棚卸資産は、企業がその営業目的を達成するために所有する資産をいいます(棚卸資産の評価に関する会計基準)では、市場価格の変動により利益を得ることを目的として金を保有する場合の次の記述のうち正しいものを答えなさい。<同会計基準において棚卸資産の範囲は連続意見書第四を踏襲>
【解答・解説】棚卸資産の評価に関する会計基準において「活発な市場が存在することを前提として、棚卸資産の保有者が単に市場価格の変動により利益を得ることを目的とするトレーディングを含む」としており、トレーディングには金を含むこととされております。したがって『取得原価を棚卸資産として計上する』が正解。ただし同会計基準において「トレーディング目的で保有する棚卸資産については、時価をもって貸借対照表価額」とするとありますので、決算においては時価で評価することになります。
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— 簿記研究所 (@sakuraisland6) November 6, 2022
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