第7問 正常営業循環基準(twitter投稿再編集)

問題文の構成は、 「簿記について理解を深める解説」 を冒頭に、それに関連する 「問題文」 と続き、最期に 「<>の部分に主にヒント」 を記述してあります。

【問題】固定資産とは、長期の使用を目的に保有するものや1年を超えて現金化・費用化される資産をいいます。では、商品代金として受け取った約束手形の手形期日が決算日の翌日から起算して400日後(常時同条件)である場合の次の記述のうち正しいものはどれか?<正常営業循環基準の本質を問う>

1.通常の取引条件によるので流動資産受取手形)とする

2.通常の取引条件とはいえ1年をこえているので固定資産

3.通常の取引条件とはいえ一般的ではないので固定資産

4.特に決まった方法はなく企業の任意で決める

 

【解答・解説】一般的に手形サイトしての400日は長い期間ですが、同社と取引先とでは常時同条件で取引されていることから、正常に営業循環しているため『通常の取引条件によるので流動資産受取手形)とする』が正解です。