貸付金(3級簿記)
【問題】得意先へ¥200,000を下記の条件で貸し付け、利息を差し引いて当社の普通預金口座から得意先の当座預金口座に振り込んだ。この場合の仕訳を示しなさい。なお、利息は下記貸付期間の日割計算(1年間は365日)により算定すること。
貸付期間:7月1日~8月31日(62日間)
利 率:7.3%
ア.普通預金 イ.当座預金 ウ.貸付金 エ.借入金 オ.受取利息 カ.支払利息
【ポイント】仕訳はいっぺんにどのように仕訳するのかを考えずに、当社に何がおこっているのかの事実を探ることに集中しましょう。なお利率の7.3%は365日で割ってあげると1日あたり0.02%です。知っておくと便利です。
7.3%÷365日=0.02%
【解答】貸付金 200,000 普通預金197,520
受取利息 2,480
【解説】
利息の計算
200,000×7.3%×62日/365日=2,480
※次のように計算しても結果は同じ
200,000×0.02%×62日=2,480
解答への手順(段階的に解答へと導く)
1.当社が得意先に200,000へ貸付、普通預金から振り込んだ。
【仕訳】 貸付金200,000 普通預金200,000
借方の意味:将来200,000を回収する権利の増加(資産の増加→借方記入)
貸方の意味:得意先に貸し付けるために普通預金口座が減少(資産の減少→貸方記入)
2.得意先から同日に貸付利息が当社の普通預金に振り込まれた
【仕訳】 普通預金 2,480 受取利息 2,480
3.1と2をひとつにまとめる
貸付金 200,000 普通預金200,000
(200,000-2,480)
受取利息 2,480
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— 簿記研究所 (@sakuraisland6) November 5, 2022
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