【第10問】 現金の範囲(twitter投稿再編集)
問題文の構成は、 「簿記について理解を深める解説」 を冒頭に、それに関連する 「問題文」 と続き、最期に 「<>の部分に主にヒント」 を記述してあります。
【問題】簿記では現金として取り扱う範囲に通貨(紙幣・硬貨)のほかに通貨代用証券(他人振出小切手、送金小切手など)も含まれます。では、他人振出小切手の振出日が受け取った日より先の日付(先日付小切手)の場合についての次の記述のうち正しいものはどれか?<レアですが簿記学習では大事>
1.受領日に借方に現金として仕訳する
2.受領日ではなく振出日を待って借方に現金と仕訳
3.受領日または振出日を任意に選んで借方現金と仕訳
4.受領日に借方に受取手形として仕訳する
【解答・解説】簿記で現金として取り扱う範囲はすぐに換金できる範囲に限られています。問題の先日付小切手は小切手の振出日が将来の日付になっており、実体として手形と変わらないため、現金としては扱えません。したがって、「受領日に借方に受取手形として仕訳する」が正解です。
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— 簿記研究所 (@sakuraisland6) November 7, 2022
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