【第17問】 簿記上の取引(twitter投稿再編集)

問題文の構成は、 「簿記について理解を深める解説」 を冒頭に、それに関連する 「問題文」 と続き、最期に 「<>の部分に主にヒント」 を記述してあります。

【問題】簿記とは「帳簿記録」から2文字とってつけられた名称で、企業の経済活動を記録するしくみをいいます。では、次のうち帳簿に記録する対象とはならない記述はどれか?

<簿記上の取引に該当しない記述を選択。簿記上の取引とは、資産、負債、資本、収益、費用に変動をもたらす事象をいう。>

1.営業終了後に営業用の車両を盗難される被害にあった

2.倉庫が火災のため焼失した

3.建物の賃貸借契約を締結した

4.店舗を賃借する契約を結び諸費用を現金で支払った

 

【解答・解説】1は車両が2は倉庫建物が3は現金が、それぞれ減少(資産の減少)していますので、簿記上の取引になります。3は契約しただけで、資産、負債、資本、収益、費用は増加減少(発生消滅)していないので簿記上の取引にはなりません。よって『建物の賃貸借契約を締結した』が正解です。